沖縄の海水塩 青い海は、沖縄・糸満沖合約2000mから取水した海水だけで作った塩です。
煮詰める時の熱加減と木箱の寝かせ方により風味が一層よくなり、自然に脱水を行うことで舌に優しくなじむまろやかな食感のある塩に仕上げていますので、単なる塩味だけでなく、ほのかな甘味があり、和、洋、中華など、どんなお料理にもお使いいただけます。
塩の基礎知識
塩は塩化ナトリウムを主な成分とし、海水の乾燥や岩塩の採掘によって生産される物質のことで、私たちの生活には欠かすことのできない調味料。
塩あじをつけて料理を美味しく仕上げたり、塩漬けや塩蔵といった保存などの目的で食品に使用されるほか、工業用・融氷雪用などの目的にも使用されています。
【塩の種類】
岩塩
むかし海だった土地が地殻変動により地中に埋まり、海水の塩分が結晶化し地層となったもので、日本では岩塩は採掘されませんので、全部輸入品です。
天日塩
塩田で海水を蒸発させて作った塩のことで、日本では天日塩はつくられていないので全部輸入品。主な産地は西ヨーロッパ、メキシコやオーストラリア。アメリカの一部の州や韓国では好塩菌混入などの問題から、天日塩の直接の食用使用を制限ないし禁止しているそうです。
食塩
スーパーなどで売っている価格の安いサラサラの塩のことで、昭和30年代から40年にかけて出来た新しい製塩技術により、高純度の食塩が安価に製造できるようになったことから、食用として普及しました。このお塩はもともと工業用に開発されたという経緯があり、人間にとって必要なミネラルがまったく含まれていないため、マクロビオティックでは食用としておススメしていません。
海水塩
海水をいったん濃縮した後、釜で炊いて作った塩。日本には岩塩はなく、天日塩も雨が多いため作れませんので、国産の塩はすべて海水塩。海水塩はきれいな塩でミネラルもたっぷり!!食用に最も適していますので「海水塩」を選んで買うようにしましょう。
ちなみに…
日本ではメキシコなどから輸入した天日塩に日本の海水を混ぜて、「●●(日本の地名)の塩」という名前で売ることが可能ですので、塩の袋の表面だけ見て買うのは要注意!!塩をお買い求めになる時には裏面の原材料表記を見て、「海水」と書いてあるものを選ぶようにしましょう。
【賢い塩の選び方】
●原材料名に「海水」とだけ書いてあるものを選ぶ
●昔ながらの製法「平釜製法」のものを選ぶ
●なるべく文明から遠いところの海でとれた塩を選ぶ
文明から遠いところというのは…
ひらたくいえば都心から離れているきれいな海のこと。沖縄や小笠原諸島の海は海洋汚染が進んでいないので、いまでもとてもきれいですので、選択肢があるときには、どちらの塩がとれた海が、都心から遠いか考えてお買い求めくださいね。
【内容量】
500g
【原材料】
海水